殿ヶ谷戸庭園
2008.4.19
この庭園は、大正2年から同4年にかけて、後の満鉄の副総裁江口定條氏が別邸として設け、赤坂の庭師「仙石」の手によって造られました。昭和4年に、三菱財閥の岩崎彦弥太氏に買い取られたのち、津田鑿の設計により本館、茶室(紅葉邸)などを追加整備して利用されていたものです。
国分寺崖線の南の縁にあり、典型的な段丘崖を含んだ地形に造られていますので、武蔵野台地と崖線の自然植生が良好な状態で保存されているため、むかし武蔵野に自生していた野草や昆虫などの小さな生き物たちが数多く見られます。園内の次郎弁天の池には水量豊かな湧き水の窪地があって、崖線から湧き出る清水を集め、野川の水源の一部となっています。このように、都内の他の庭園では見られない特徴を持っております。
(殿ヶ谷戸庭園パンフレットより抜粋)
園内図
昨日まで雨が降り肌寒い日が続いていましたが、今日は暖かくなり殿ヶ谷戸庭園に辿り着く頃には薄日が差して春の穏やかなスケッチ日和になりました。
それほど広くない庭園は、入口を入って2、3分でスケッチの目的地に到着。
ピンクの花が鮮やかで春爛漫て感じです。ピンクの花の樹は「花もも?」とか言うそうです。
この風景は樹木が多いので簡単そうだけど難しい。今日は気乗りがしないな~。書き始めておよそ1時間で切り上げて次のスケッチ場所え移動。
2枚目は庭園の管理所だ。書き始めて30分もすると風が強くなって寒くなってきた。スケッチもそこそこに約50分ほどで終了。焦って描いたので雑かな!
時刻は午後12時半。お腹も空いたので国分寺駅ビル最上階?にあるレスラン街の日本そばやで仲間と昼食、そして岐路へ。
スケッチ場所 東京都立殿ヶ谷戸庭園
所在地 東京都国分寺市南町2-16
開園年月日 昭和54年4月1日
開園時間 9時~17時(入園は16時30まで)
休園日 年末、年始(12月29日~1月3日)
入園料 一般及び中学生 150円 20名以上の団体 120円
65歳以上 70円 20名以上の団体 50円
(小学生以下及び都内の中学生は無料)
交通 JR中央線国分寺駅下車 南口より徒歩2分
(駐車場はありません)
2008年4月19日現在の「殿ヶ谷戸庭園カタログ」情報。
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